ママチャリGP攻略法 日本グランプリ編 富士スピードウェイ ママチャリGP実行委員会 製作 富士スピードウェイ運営課 監修 2022年5月1日改定版 |
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この虎の巻は、富士スピードウェイ運営課の勇士により水面下で極秘に製作された “マル秘オフィシャル情報”です。 この貴重な情報は、ライバルチームに見せない方が良いかもしれません。 かと言って、レースの成績に影響するモノかどうかは定かではありません。 噂によると、某F1ドライバーも参考にしているらしい・・・・・・ |
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レーサーになるための必須アイテム | |
“鉄則” 自分の身は自分で守る! 装備は、ヘルメット・レーシンググローブ(軍手可)・長袖・長ズボン・運動靴を装備厳守! ヘルメットは、二輪用、四輪用、スキー用、スノーボード用、フットボール用などの安全な製品を強く推奨し、 ヒザやヒジ等にパッド装着を激しく推奨します。 ※工事用ヘルメットは使用禁止です!! そして「自転車用ヘルメット」もお勧めできません! 実際の転倒時に頭部や側頭部を強打して搬送されるなど深刻な事例が報告されています。 頭蓋骨が陥没してからでは遅いです! ヘルメットの選考には慎重な配慮をお願い致します。 |
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コンペティションマシン | |
チェッカーに向けて万全な確認&整備! タイヤの空気圧とボルト&ナットのトルクチェックは超重要! 空気を読まない改造(KYK)はダメよ! 対象マシンは、奥様に酷使されている「ママチャリ」やサラリーマンご用達の「通勤&通学チャリ」限定! ホイールは24~27インチ、シートは一番下位置で固定、ハンドル95センチ以上で固定など車両は同じコンディションで戦います! エアチェック・・・良い例 |
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ピットロードよりスタート | |
ピットロードを元気にスタート! 上半身をかがめて風の抵抗を抑え、体力を温存します。 ちなみに、ここではりきると一周もちません! “ルール” ライダー交代の際は、青い塗装部分で交代作業をしてください。 ↓悪い例 : 青い塗装部分からはみ出している民衆 ピットロードは追い越し禁止なぁ! 四輪&バイクは60キロ以下(FSW規定) F1は80キロ以下(FIA規定) ママチャリは10キロ以下(FSW規定) |
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コースイン | |
ここからコースに進入します。 コースインの際は、左右を確認! “ルール” 中央に見える白線より左に飛び出しては行けません(FIA規定)。 また、左側の信号が赤を表示中は青になるまでここで停止です(FSW規定)。 “重要” レース中、コース内で重大事故等が発生した際は信号が赤に変わります。その時はココで停止です。 |
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魔物が棲む 1コーナー | |
F1は、50メートルの看板 “より” ブレーキングを開始し、380km/h→110km/hまで急減速! ママチャリは、50メートル看板を “超えてから” ブレーキングを開始します。 ある意味 F1よりスゴイです(個人差あり)! 【1コーナー特別ルール】 ここは「低速走行維持」区間となります。ルールブックを参照してください。 “注意” 一コーナーは超高速バトル後の激しいブレーキング競争が予想されます。 他車とは十分な距離を離し、安全な速度で進入してください。無謀走行厳禁! ここで接触すると間違えなく病院送りとなります。「インを挿す」などの不純な事を考えるのはやめましょう! レスキュー練習・・・・良い例 |
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1コーナー中盤 | |
ここから下り坂、勝手に加速します(体力温存ポイント) とりあえず一番上までシフトアップ。 惰性(だせい)で下るものの、足はペダルのスピードに追いつかなくなります・・・・・・リアブレーキを使用しスピードを調整しましょう! 細心の注意と覚悟と野生的感性が要求されます! ”注意” ココはクラッシュ超多発ポイント! ここで接触や転倒するとかる〜く骨折できます! 無理をしてはいけません! 救急救命士とコースマーシャルを乗せた救急車は、事故現場へいち早く辿り着こうと必死です。 救急車が近づいて来たら進路を譲りましょう! |
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1コーナー立ち上がりからコカコーラ | |
かるく暴走できるので、スピードコントロールが必要。 ハンドルがブルブル・ガクガクしてきたら転倒の前兆だよ! “激しく注意” ココは最高速度記録ポイント(約60Km/h) |
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スカッと爽やか♪ コカコーラコーナー | |
コカコーラコーナーは、見た目以上にキツイです。 調子にのってコーナーに入るとオーバーラン間違えなし! 「スカッと爽やか♪」な、コーナーリングは期待できません! |
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100R | |
とっても気持ちよく走れる100R、とにかく広い! スーパーGTは200キロオーバー、F1は300キロオーバー、ママチャリは30キロオーバー! まぁ、どれも全開です。 コーナー立ち上がりはチョイと上り坂 |
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100R立ち上がり→ヘアピン | |
100R立ち上がり、上り坂です。 この辺りで一旦太ももがピクピク痙攣(けいれん)しますが、、、無理しましょう! 車速は5キロ前後まで落ちます(個人差あり)。 |
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アドバンコーナー(ヘアピン) | |
ヘアピンのお決まり、「アウト→イン→アウト」で走るとものすごいタイムロス。 基本、センター→イン→センターがお勧め。 観客席を目の前に転倒注意ね。 ※ レース当日は、ココに「軟弱男子専用ヘアピン仮設ピット(交代場所)」を設置します。 このアットホームなピットを提供する事により、軟弱男子陣も安心してご参加頂けます♪ |
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ヘアピン→300R | |
ここから一気に加速するポイント(体力次第)。 平坦から徐々に下り坂なので注意してね。 ラップタイムに大きく影響するハズ? 参考までに・・・・・この場所、オートバイのハイサイドクラッシュ超多発ポイント! |
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「番外偏」 仲間に合図をおくってます。 合図をおくる余裕があるなら、全開で走ってもらいたいものです・・・・・・・・・・・ |
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300R | |
ここ、ヤバイです! マジでスピードでます! クラッシュすると・・・・・・・それはもう大変です。 しかしながら、無理せず楽してタイムを稼げる“手抜きポイント”でもあります。 まあ、楽できるのもここが最後ですが・・・・・・・・・ |
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ダンロップコーナー入り口 | |
ここは、更にヤバいです。 なぜかと言えば・・・・・ フル・ブレーキングが必要だから。。。。。 “注意” 他人との距離を離さないと、痛ぁ〜い思いをする可能性大!まぁ、痛いだけですめばラッキーですが・・・・ |
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ダンロップコーナー立ち上がり | |
常識的人間なら、この辺で嫌ゃ〜な予感を感じ始める事でしょう! 全開の立ちこぎ開始です。 高低差35メートルを超手軽に体感できます♪ (只今時速 1〜3キロ) ダンロップ立ち上がり・・・・良い例 ↓実際の絵 |
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13コーナー | |
ここが2番目にキツイ「13コーナー」 既に体力も衰え、立ちこぎ体勢は、ほぼ不可能な状況に達します(個人差あり)。 「手押しで進むか!」、「気合で乗り切るか!」チョイスは二つ。 縁石の乗り上げ注意!絶対転ぶぞぉ! |
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プリウスコーナー | |
13コーナーを立ち上がると直ぐにプリウスコーナー。 凡人なら、この辺りで思考回路が麻痺し沈黙のひとときが訪れます。 当然、会話も成り立たない状態に達します(個人差あり)。 ネッツのイン側は、物凄い坂道&逆バンク! 写真のように外側を走った方が吉! |
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パナソニックコーナー(最終コーナー) | |
最終コーナー突入! 富士スピードウェイの一番キツ〜イ坂道です。 反射的に最短距離の、イン→イン→インのラインを走ってしまいます。 太ももは・・・・・ヒクヒク・ピクピクし、 腕は・・・・・パンパンになり、 酸欠により意味も無くニヤニヤしてきます。 そして、車速は限りなくゼロまで落ちます(個人差あり)。 精神論で乗り切りましょう! “お願い” 休憩するなら安全なグリーンの内側でね! |
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ストレート | |
最終コーナーをフラフラしながら立ち上がると、爽やかにストレートが見えてきます。 ここから、わずか1,400メートルで1コーナーに到達します。 それはもう、楽勝です♪ “補足” ストレートでは超高速バトルが展開されます! また吐き気をもようしますが、異常ではございません。気にせず走行してください! 最終コーナー立ち上がり・・・良い例 |
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ストレート全開 or ピットイン | |
5万人?が見守るストレートを全開で快走するも良し、 己に負けてピットへ戻るも良し、 決断の時が訪れます。 「勝ち組」と「負け組」の分かれ道と言えるでしょう! |
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貴方ならどうする?決断の時! | |
限りなく気絶寸前の、運営課 H.H / 29歳 / 独身 / 男性 / 彼女募集中は決断しました。。。。。。。 負け組みの ピットインを。。。。。。。。。。 |
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ピットイン | |
“ルール” ピットインの際は、白線より右側を走行(FIA規定)し、哀愁を漂わせながらピットに向かいます。 ストレートを通過する勇者は、胸をはって白線より左側を爆走します。 参考までに・・・・・自動車レース開催時は、この先のピットロード入り口付近でスピード違反の取締りを行ってます(マジです)。 ピットロードに勢い良く進入すると、競技長のお叱りを受け、ペナルティや時に罰金などが加算されたりします♪ ルンルン♪ |
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ライダー交代 | |
無事帰還!? ライダー交代! 極度の酸欠&放心状態が30分ほど続きます(個人差あり)・・・・・・・・・・・ ピットに戻ったら、弁当を食べている次のチームメイトと交代します。 ピット作業・・・良い例 ピットに戻ったら車両チェックを忘れずにな! |
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ママチャリ攻略法まとめ | |
前半セクションのストレートからヘアピン立ち上がりまでは楽勝。コギャル・貴婦人・お坊ちゃま・軟弱男子もたぶんOK? 但し、1コーナー出口のオーバースピードには要注意!マジで大怪我します。 後半セクションのダンロップからパナソニック(最終コーナー)が最難関。軟弱男子と小さなお子様には絶対オススメできません! この区間は、自転車走行と言うよりも、むしろ「登山」って感じ。正に男の見せ場です。 マシンの差よりも、筋力と精神力の差が勝負の鍵。ここを極めたチームが勝利を勝ち取ると予想。 戦略無くして参戦すると、後悔するかも・・・・・・ 指令室・・・見本 |
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フィニッシュライン |
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テスト走行の極秘データ マシン : ブリヂストン ママチャリ4速ギアボックスとカゴ付 テストライダー : 運営課 H.H / 27歳(2008年現在) / 独身 / 男性 / 彼女募集中 / ファンレター受付可 タイヤ : ブリヂストン ママチャリ純正オールウェザー(POTENZAマーク付) タイヤ内圧 : 計測できず。 気温 : 18度 湿度 : むしむし 走行時刻 : 18:00 走行開始 平均ラップタイム : 一周 約14〜15分(07年最終戦結果表より) コースレコード : 8分30秒くらい(07年最終戦結果表より) 工具箱・・・良い例 |
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プロモーションビデオ 「ママチャリGP攻略法」を読んでもサッパリ理解できない・あ・な・た・ 実映像をご覧下さい |
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パドック風景 |
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レース後のフォーミュラカーのデモラン風景 |
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レースのスタート直後 |
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富士スピードウェイ カートコースHP |